和合 亮一氏 メッセージとプロフィール


 

*和合 亮一(わごう・りょういち)プロフィール

詩人。1968年、福島生まれ。1998年に発表した第1詩集『AFTER』で第4回中原中也 賞を受賞。第2詩集「RAINBOW」(1999)で高見順賞最終候補。第3詩集 「誕生」で現代詩花椿賞と晩翠賞のいずれも最終候補。2006年に第4詩集『地球 頭脳詩篇』で第47回晩翠賞を受賞。最新詩集『黄金少年』(以上、思潮社)がある。 また近刊の詩人谷川俊太郎氏との対談集「にほんごの話」(青土社)が各誌で大きな 話題を集めた。批評活動も展開し、現在読売新聞などで時評を連載中である。 新世代詩人の「旗頭的存在」として日本経済新聞紙上で紹介されて、注目を集め る。 作詞やエッセイの執筆や講演、トークショー、ラジオパーソナリティーなども 行っている。「全国高校生こころのメッセージコンテスト」審査委員長(2005年)。 EUジャパン フェスト日本代表(2005年)。「国民文化祭」詩のワークシッョプ講師 (2006年)。 環太平洋詩のフェスティバル日本代表(2007年)。中国国際詩フェス ティバル日本代 表(2007年)。朝日カルチャーセンター(東京)の公開講座の講師 などを担当した。  各賞審査員並びに「詩のワークショップ」と題して、全国で様々なな世代層に、詩 の書き方を教えている。子どもたちを対象とした「詩の寺子屋」という企画が本年夏 よりスタートした。「ホテルアイビス六本木」(東京)を活動の拠点として、全国の 若手詩人たちを結集させた「六本木詩人会」の代表を務めている。

*メッセージ

前回の定期演奏会から数年が経ち、再びみなさんとお会いできますことを幸せに感 じ、深く感謝いたします。歌という命を吹き込んでいただいた詩の3編は、いずれも 私が暮らしている東北の野の息吹を詩に描いていきたいと思い、言葉にした作品群で す。初演では合唱曲として描かれた自然世界のエナジーや雄大さ、慈愛の響きに胸を 打たれました。時を経てのさらなるステージ。みなさんの歌声の息吹を想うだけで、 胸が高鳴ります。新美徳英先生、西岡茂樹先生、豊中混声合唱団のみなさん。本当に ありがとうございました。第五十回記念定期演奏会、誠におめでとうございます。